Les Jeux et les Hommes

各種ゲームのこと

旧SWでひたすらダンジョンに潜る。第4回

がんがんマップを埋めていくフェイズ。目標はフロアマップの完成。

マップを広く作ってみた

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4回目終了時のマップ(どどんとふ)

探索率はこれで35〜40%ほど。今回は、北東部〜北部を埋めた。

何回かで1フロアを探索するつもりでマップを描いた。1セッション1マップのほうがわかりやすいが、自由度は下がる。ダンジョンの一番奥にボスがいて、それを倒せばクリアだろうと推測しやすい。今回、1セッションでクリア不能な広さのマップにしたのは、どこにボスがいるかわからない不安感を演出したかったこと、PTに進軍ルートを選んでほしかったためだ。どういうルートを取るべきか判断する場面が増えるほど、PL同士で相談することになる。相談すればするほど、PL各人の色が出やすいと思った。

今回は、前回激闘を繰り広げたホブゴブリンたちの巣を探索するところからスタート。中身を持ち去られた宝箱があり、誰が、どうして持ち去ったのかがPTは気になったようだ(前回収入がなく、今回は絶対収入がほしかったというのもある)。PTはその何者か(ゴブリン・ロードが率いる一団)を執拗に追いかけた。罠に誘い込まれているのではないかなどと思いつつも、追いついて撃破し、持ち去られた宝箱の中身(銀貨)を手に入れた。

中央部北にある水場で狂ったウンディーネに引き込まれそうにもなった。野営して翌日も探索するために水が必要だったためだ。事前に多めに水を持ってきていれば、そうした危険はなかったかもしれない。

GMとしてデザインしたかったのは、成功もあり、ミスもあり、いろんなやりようがあったと思えるようなダンジョンだった。可能性が多いほど、決定の負荷は高い。そういう余裕があるほうがゲームとしてはおもしろいのではないかと思っている。